最近、英語のスパムメールが大量に届くようになったため、このミラーサイトはメールアドレスおよび本家へのリンクを含むページを全て削除しました。お手数ですが、Yahoo Japanで”鈴鹿の山々”を検索して本家の方へお越し下さい。
一番上に出るやつです。せっかくお越し頂きながら御面倒を掛け申し訳ありません。m<(_ _)>m
鈴鹿登山記録
・”鈴鹿の山々”裏ガイド (upload 98.10. 5)
おすすめコース、おすすめスポットなど。
・鈴鹿登山アクセスTop10 (update 04. 9. 2)
鈴鹿の登山記録のアクセス数のTop10を並べてみました。
鈴鹿の山の人気が伺えて面白いです。(2002年版はこちら。)
・Gallery -鈴鹿の山々- 春、夏 (upldate 00.10. 9)
Gallery -鈴鹿の山々- 秋、冬
サイト内の鈴鹿の写真から厳選した写真集です。
・Suzuka Photo Archive (update 98.10. 5)
サイト内の鈴鹿の写真を、山ごとに整理してみました。
お好きな山の様々な姿をお楽しみ下さい。
・御池岳(1243m) 98. 4.26 (upload 98. 5.18)
コグルミ谷-御池岳-鈴北岳-鈴ヶ岳-御池谷-鞍掛峠
・花の御池岳、藤原岳 03. 4.28 (upload 03. 5.12)
コグルミ谷-御池岳丸山-カタクリ峠-天狗岩-藤原岳展望丘-カタクリ峠-コグルミ谷
・藤原岳(1140m) 97. 6. 1 (upload 97. 6.29)
聖宝寺道-藤原岳-天狗岩-藤原岳-大貝戸道
・竜ヶ岳(1100m) 97. 4.12 (upload 97. 5.18)
宇賀渓-ホタガ谷-竜ヶ岳-石榑峠-長尾滝-宇賀渓
・釈迦ヶ岳(1092m) 97.10.19 (upload 97.11.10)
朝明渓谷-庵座谷-庵座の滝-釈迦ヶ岳-猫岳-羽鳥峰-水晶岳-中峠-朝明渓谷
・大瀞、七丈淵 97. 7. 6 (upload 97. 7.26)
朝明渓谷-根ノ平峠-タケ谷出合-大瀞-ヒロ沢出合-羽鳥峰峠-朝明渓谷
・ミニ愛知川遡行 98. 8.16 (upload 98. 8.30)
朝明渓谷-羽鳥峰峠-白滝谷-ヒロ沢出合-大瀞-中峠-朝明渓谷
・御在所岳(1210m) 97.11. 2 (upload 97.12. 1)
中道-御在所頂上-国見岳-山上公園-一ノ谷新道
・雪の御在所岳(1210m) 98. 1.31(upload 98. 2.23)
中道-山上公園-御在所頂上-峠道-武平峠
・雪の御在所岳:表道 -白山、御嶽が美しい!- 98. 2.11 (upload 98. 4. 6)
表道-山上公園-御在所頂上-峠道-武平峠
・鎌ヶ岳:鎌尾根(1161m) 96.12.21 (upload 97. 2.23)
宮妻峡-水沢峠-水沢岳-鎌ヶ岳-カズラ谷-宮妻峡
・鎌ヶ岳:三ツ口谷(1161m) 98. 8.22 (upload 98.10. 5)
三ツ口谷-鎌ヶ岳頂上-鎌尾根衝立岩-鎌ヶ岳頂上-武平峠
・雨乞岳(1238m) 97.11.24 (upload 98. 1. 1)
武平峠-沢谷-クラ谷-東雨乞岳-雨乞岳-杉峠-コクイ谷-沢谷-武平峠
・宮指路岳、仙ヶ岳(946m,961m) 98. 5.23 (upload 98. 6.16)
小岐須渓谷-ヤケギ谷-宮指路岳-小社峠-仙ヶ岳-仙ヶ谷-小岐須渓谷
・Photo Gallery ”紅葉の聖宝寺” 97.11.16 (upload 97.11.23)
藤原岳の麓にある”聖宝寺”の紅葉をお楽しみ下さい。
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鈴鹿の山々
- 鈴鹿山系は、三重県と滋賀県の県境を南北に走る山脈で、御在所岳を中心に1000m前後の山々が連なり、日帰り登山には最適。山と山の間の渓谷にはキャンプ場やロッジが設けられ、家族連れやバーべQ客などで賑わっている。なかでも麓に温泉を擁し、ロープウェーで山頂までまで行ける御在所岳は、シーズンの休日には行楽客であふれている。
登山コースのバリエーションも豊富で、ほとんどの山で、登り下りを別ルートで楽しむことができる。また、愛知川遡行やクラ谷などの沢登りルートも多く、初心者から”達人”まで、それなりに楽しむことができる。
鈴鹿セブンマウンテン
・藤原岳(1140m)
・竜ヶ岳(1100m)
・釈迦ヶ岳(1092m)
・御在所岳(1210m)
・雨乞岳(1238m)
・鎌ヶ岳(1161m)
・入道ヶ岳(906m)
- 30年位前に選定された鈴鹿山系を代表する7つの山。鈴鹿山系最高峰の御池岳は、地理的に不利である(北の端にある)せいか選ばれていない。私の住んでいる所(三重県四日市)から見ると、雨乞岳を除いた6つの山が鈴鹿山脈のシルエットを形成して見える。山の名前を覚えるには特徴ある山を覚えて、あとは順番に名前を当てはめればよい。北(右手)から順に、藤原、竜、釈迦、御在所、鎌、入道と並んでいる。特徴ある山は、一番北(右手)に見え、無残に削られて白い地肌が露出している藤原岳。最も高く見えるのが御在所岳(国見岳と双峰に見える)。その左の鎌ヶ岳も頂上部の形状が特徴的で覚え易い。
Photo(麓からの全景:97. 6.21撮影)
・藤原岳
・竜ヶ岳
・釈迦ヶ岳
・御在所岳 & 鎌ヶ岳
その他、鈴鹿の山々の様々な山容は、Photo Archiveを御覧下さい。
鈴鹿山系標高 Top 3
- ・御池岳 (1243m)
・雨乞岳 (1238m)
・御在所岳(1210m)
鈴鹿の登山
- 登山路
鈴鹿の登山路は、一部の山を除き、必ずしも「良く整備されている」とは言い難い。登山口がよくわからなかったり、登山道を見失いかけることもある。それでも、菰野町など地元の方々の手により新しい標識も設置されつつある。主なコースには、木の枝のリボンやテープ、岩のペイントなどのマーカーが各所にあるので、これらを確認しながら歩こう。
登山道の表記方法にも注意が必要だ。藤原岳、竜ヶ岳などでは、登山道の案内板に、尾根や谷などの地名が記入されておらず、「表道」「裏道」などと表記されていた。地図で計画を立て、「今日は、◯◯谷から登ろう。」と登山口にアプローチしても、案内板には「裏道登山道→」「←表道登山道」と書いてあるだけなので、「◯◯谷はどっちだ?」と戸惑ってしまう。『南寄りの道を「表道」、北寄りの道を「裏道」』と呼ぶのが習わしのようだ。藤原岳では南寄りの「大貝戸道」が「表道」、北寄りの「聖宝寺道」が「裏道」と表記されている。竜ヶ岳では山頂に南からアプローチする「石榑峠コース」が「表道」、北からアプローチする「ホタガ谷コース」が「裏道」、その間にある「ヨコ谷コース」は「中道」と表記されている。(もう一本ルートがあると何と呼ぶのだろうか?)鈴鹿の山の全ての案内板が、このように表記されているのかどうか知らないが、せっかく案内板があるのに地図やガイドブックと対応していないのは非常に残念だ。『南の道が「表道」、北の道が「裏道」』を覚えておいて下さい。
特 徴
鈴鹿の登山路の特徴は、「深い笹薮」と「山蛭」に尽きる。
場所によっては熊笹が背より高くなるので、夏期には、暑苦しいが長袖シャツ、軍手を準備した方が良いだろう。特に女性は顔をタオルで覆う等の防備も必要かもしれない。「半袖でも大丈夫」という手の皮、面の皮が厚い人も、眼鏡をかけていない人は目を保護するためにサングラスをした方が良いと思う。私は、藤原岳の展望丘で目に笹が入り痛い思いをした。
ヒルについては、幸いお目に掛かっていないので、よく知らない。梅雨をすぎる頃現われ、知らないうちに足に取りつき気付いた時には既に手遅れになっているという。鈴鹿の山全域に生息するのか、それとも沢沿いなど水場近くにだけいるのでしょうか? 詳しい方はお教え下さい。また、効果的なヒル対策をご存知の方は、お教え下さい。”ヒル避けスプレー”なるものも市販されているらしいのですが...。
鈴鹿クライマーからのヒル情報
”雨が止んだとき、登山道を歩いていると木の上からぽたぽたとヒルがおちてきます。どこの山にもいたような記憶があります。家に帰って靴を脱ぐと靴下が血で真っ赤..ということもありました。梅雨時は行かないほうが賢明かも。”(nagano@さんより)
”以前10人で入道に登った時、3人が被害に遭いました。一人は足でしたが、一人は耳、一人は尻(いつのまにか服の中に入ったらしい)に刺されました。足からとは限らず木の枝からも襲ってくるようです。また場所についてですが、水場からかなり離れた場所でも被害にあいました。”(kagaya@さんより)
”鈴鹿の蛭ですが、藤原岳以北は石灰岩が多いので蛭も多いそうです。竜が岳以南はいないわけではないが少ない。と竜が岳ふもとの住人は言ってました。”(stakagi@さんより)
” ヤマビルは地質と関係し古生層の山に棲息しています。鈴鹿では霊仙、藤原、竜(青川渓谷側)、雲母峰、入道ケ岳(宮妻峡谷側はいない)、愛知川渓谷の左岸側の山々、茶屋川沿い、御池川沿いの山です。いないのは花崗岩地質の酸性質の山で釈迦ケ岳、国見、御在所、鎌、鈴鹿峠以南の山です。予防薬はスプレーの「ヒルノック」(農薬店かJA農協で売ってます。)があります。一度ふりかけると1日持ちます。ほかには「タイガーバーム」を肌や靴に塗る手がありますが高価につきます。また殺虫剤「アース」をふりかけると少しは予防できます。女性用のパンテイストッキングをつけるとヒルは入れませんが暑いです。ヒルは気温25度以上湿度60%以上になると出現します。取りつかれら「塩」をふりかけると死にます。”(cbz@さんより)
う〜ん、木の上から襲ってくるとは恐ろしい。まるでオカルト映画のようだ。もし登山道の笹に付いてたら”濡れ手に粟”状態ではないか...。対策も種々あるようですが、殺虫剤は肌に付けちゃまずいですよね。パンストがヒルよけにいいというのは、”National Geographic”にも載ってましたが、確かに暑そう...。
宿泊施設
セブンマウンテンのうち、雨乞岳を除く6つの山は三重、滋賀の県境となっており、北端の鈴北岳、御池岳からずっと尾根続きで縦走可能である。しかし残念ながら、縦走路上には適当な宿泊場所がほとんどない。でも麓まで降りれば山と山の間の渓谷にキャンプ場やロッジがあり、夏期は宿泊場所に困らない。
交通機関
公共交通機関でのアプローチが確保されているのは、電車で登山口まで行ける藤原岳(三岐鉄道)と、湯の山温泉を抱える御在所岳(近鉄湯の山線+三重交通バス)だけである。それ以外は最寄りの駅から麓のキャンプ場行きのバス(三重交通)でアプローチすることになる。しかしバスは御在所以外はオフシーズンは運行していなかったりするので注意が必要だ。もちろん本数は少ない。やはり車で麓のキャンプ場に乗り付けるのが一番確実である。ただし、キャンプ場以外は駐車スペースも限られるので、朝早く出ることをお薦めする。(山にもよるが、シーズンは8:30位までに登山口に着くのが望ましい。)
祝 鈴鹿スカイライン無料化
御在所岳と鎌ヶ岳の間の峠(武平峠)を越えて滋賀県と三重県を結ぶ鈴鹿スカイラインが97年11月12日に無料化された。これまでは、夜間通行止めであったが、無料化後は国道477号として夜間も通行可能となった。ただし、無料化後も冬の間の”冬期閉鎖”は行われる模様。
このスカイラインは、御在所岳および鎌ヶ岳山頂への最短ルートの登山口へアプローチできる便利な道路であるだけでなく、御在所の裏にある雨乞岳へは、このスカイラインを利用しなければ日帰りは困難である。(私も早速、雨乞に登ってきた。)また、鈴鹿は滋賀県側からアプローチするとかなり長距離コースになってしまう上に、登山道もあまり整備されていないので滋賀県の方には腰が重かったと思われるが、このスカイラインを利用すれば、容易に三重県側の登山口にアプローチできるので、無料化によりさらに気軽に鈴鹿登山を楽しめるようになるものと期待される。
鈴鹿登山の活性化が期待される鈴鹿スカイラインの無料化を歓迎するとともに、これを機に登山道の整備が一層進むことを期待したい。
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